【麒麟がくる・2話】あらすじ(ネタバレ)と感想『道三の罠(わな)』

【1月25日放送NHK大河ドラマ「麒麟がくる」2話】

前回、無事に松永久秀(吉田鋼太郎)から鉄砲を入手した明智光秀(長谷川博己)。

京では医者の望月東庵(堺正章)とその助手の駒(門脇麦)と出会い、ともに美濃の国に向かうことに。

2話では、ここから物語が大きく動き出します。織田信長の父、織田信秀(高橋克典)が登場。そして大河ドラマの華、合戦シーンもいよいよです!

「麒麟がくる」2話のあらすじ(ネタバレ)

美濃の侵略をもくろむ織田信秀が大軍を率いて押し寄せる中、鉄砲を入手して美濃に戻ってきた光秀は、斎藤道三(本木雅弘)の元に。

「すぐにとは言わぬが半分返せよ。皆やったわけではないぞ。金がないと申すゆえ、貸したのだ。」

鉄砲を入手するために光秀に与えた金のうち、半分返せと道三は言います。

返すあてがないなら、戦で侍大将の首二つをとって来い、そしたら借金は帳消しにすると道三。

この回の光秀は、借金返済のために戦で奮闘する姿が印象的です。

織田信秀について斎藤道三は言います。

「信秀は金はあるが、さほどの人望はない。」

「信秀が集めた2万の兵は金が欲しいがお義理で集まった輩じゃ。もろいぞ。」

織田信秀率いる尾張軍が稲葉山城下(後の岐阜城ですね)に攻め込んできました。斎藤道三率いる美濃軍と尾張軍の合戦シーンが始まります。

光秀は借金返済のために侍大将を探し出し、首を取ることに必死。もう本当必死!!!

しかし、合戦開始早々に兵を引き上げ、籠城を決め込む道三。

光秀と道三の嫡男(ちゃくなん)である高政(伊藤英明)は籠城に不満を漏らしますが、籠城は道三の作戦。

タイトルの通り『道三の罠(わな)』です。

(※嫡男(ちゃくなん)とは、跡継ぎとなる長男息子。一般的には正室が生んだ子供ですが、高政は正室の子ではありません。)

道三は美濃軍に酒を振る舞い、宴会を始めます。織田軍側の乱破(忍び)は、その様子を信秀に伝えます。

信秀は、じゃあうちの軍も休むか。と、余裕。

信秀は、自軍に祈祷師?宮司?を呼び、戦の行方を祈らせています。比叡山を焼き払った信長と対照的な印象を感じます。

酒を飲み交わす道三と家臣。

しかし、実は道三が振舞った酒は水。敵を欺くための作戦!

「音もなく風のように追うのだ」と道三。

斎藤軍の奇襲が始まります。道三の演技に痺れる。

美濃斎藤軍vs尾張織田軍の合戦「加納口の戦い(井ノ口の戦い)」

斎藤軍が籠城する稲葉山城。すぐ下の、加納口で尾張織田軍は陣を構えています。

織田信秀はもう余裕の休憩モード。

崖に向かって信秀とその弟の信康は立ち小便。そこに矢が飛来、信康は死んでしまします。こんな死に方なんて、戦国時代は過酷。

(信康は現在の十二天守の1つ、犬山城を作った人物です。)

斎藤軍の奇襲により、見事に織田軍を大破。

逆に織田軍はこの闘いで、5000の兵を失う大敗を喫したといいます。信秀の実弟の織田信康の他にも、多くの肉親や家老を失いました。

主君の土岐頼純を毒殺する斎藤道三

戦が終わると、斎藤道三は主君である土岐頼純(とき よりずみ)を毒殺します。享年24才。土岐氏は信秀と密約を結んでいたからです。

ここの毒殺シーンは何かと話題になった名シーンです。道三と土岐家の関係性が分かるとより一層、楽しめます。

斎藤道三と土岐頼純との関係

本来、美濃国は守護の土岐家が代々治める国です。

今回毒殺された土岐頼純は美濃の「守護」、そして斎藤道三は美濃の「守護代」です。

関係性としては、守護代は守護の家臣。

※室町時代、守護は京都に住んでいました。守護は国を治めるために、守護の代理的な位置付けとして、領国の各地方に守護代を置いて政治を任せます。この各地域の守護代が力を増し下剋上、道三のようないわゆる戦国大名になるわけです。

美濃の守護、土岐家のお家争いに乗じて、油売りだった父の時代から親子2代にかけて、道三は美濃の国盗り物語を完結させます。(土岐家のお家争いは、とっても長くなるのでここでは割愛。) 

斎藤道三は、娘の帰蝶と土岐頼純を政略結婚させることにより、美濃の実権を握ります。形式上としてはあくまでも、土岐頼純が美濃のトップ。いくら戦国時代とはいっても、家臣が主君を追い出しトップになるのでは、大義名分が付きません。

「麒麟がくる」2話は、その守護の土岐頼純を毒殺したところでおわり。

美濃守護の土岐家は頼純だけではありませんし、織田家を含む美濃周辺国の思惑も様々なので、争いもこのままでは終わりません。

「麒麟がくる」2話の視聴率は17.9%

「麒麟がくる」2話の視聴率は17.9%と、前回に続き好調を維持。

派手な合戦シーンは昭和ぽくて、今観ると新鮮。ご年配の方も若い方も楽しめる内容だったと思います。

「麒麟がくる」2話の感想

「麒麟がくる」2話は終始、本木雅弘演じる斎藤道三の話でした。本木雅弘演じる斎藤道三が、とにかく魅力的な回。

前回のどことなく嘘臭さが漂う話から一転、斎藤道三のあの特異な存在感だけで全部が成立していました。

とくに印象的だったのは、合戦が終わってからの毒殺シーン。かなり緊張感のあるシーンだったようです。

※本木雅弘の義父は内田裕也。つまり、義母は樹木希林。なんともな話。

本木雅弘にも負けない矢野聖人、本物の怨念のこもった表情が圧巻

本木雅弘にも負けない演技で驚かせてくれたのは、毒殺された土岐頼純(とき よりずみ)を演じた矢野聖人。

あの表情はなんですかね、屈辱的で本物の怨念のこもった表情をします。

光秀は終始、借金返済に必死

光秀はといえば、上司である道三の悪口をよくいう、そして借金返済のために侍大将の首を取るのに必死。

雑魚に用はないわ!というセリフで、侍大将を探す光秀。人はできることなら、殺したくないのでしょう。ただし、侍大将3人の首で借金は帳消しになるので、必死。

武士の誇りとは何かと葛藤する。

侍大将の首をとるときに、ふと見た顔が光秀の叔父の光安に似た顔で躊躇する。でも首はとる。

こういうの見ると、どうしても後の本能寺の変に全部つなげてしまうんだけど、ジリジリきますね。

「麒麟がくる」2話のあらすじ感想まとめ

2話は魅力的な登場人物、役者さんが勢揃いでした。

とくに、本木雅弘演じる斎藤道三、その道三に毒殺される矢野聖人演じる土岐頼純のシーンは必見。

これぞ時代劇といった信秀の少しコミカルな落ち武者姿、川口春奈演じる帰蝶(濃姫)も、もちろん出ています。

合戦シーンで登場した稲葉山城下のオープンセットは全長約180メートル。2019年3月から土地の造成からはじめ、高低差をつくり、約30トンの石を運び込む。それから建物の建設に着手したそうです。

と、まぁ楽しみのある第2話です。登場人物が魅力的で1話よりも楽しめました!

まだ見てない方は、再放送も翌土曜日にあるので一緒に楽しみましょう!

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